着圧ソックスのススメ
足のむくみに悩む看護師
多くの女性が足のむくみに悩んでいますが、特に看護師から一日中立ちっぱなしで夕方になるとナースシューズがきつい、夜勤明けの足のむくみがひどいと多くの声が上がっています。そんなつらい足のむくみを解消するためにおすすめなのが、着圧ソックスです。ここでは着圧ソックスにはどのような効果があるのかを説明しています。
長時間の立ち仕事が足に与える悪影響
人の足は朝目覚めた直後が一番すっきりしている状態ですが、立って行動し足の血液が心臓まで循環して戻っていく過程で自然とむくみは起こります。このむくみは年齢を重ねることで顕著になり、足がパンパンに張って靴が入らなかったり、足がけだるく疲れを感じやすくなったり、むくみすぎて痛みが伴うこともあります。下肢静脈瘤がある場合はより顕著になります。看護師は勤務時間が長く、病棟を歩き回り、常に立ちっぱなしで仕事をしているため、年齢を重ねるうちにむくみの症状が悪化してしまう可能性もあります。
着圧ソックスをおすすめする理由
長期間立ち間仕事を続けることでむくみや疲労が蓄積していくと、足に不快感が現れるようになります。足の不快感は精神面にも悪影響を与えるようになります。着圧ソックスは下肢静脈瘤を予防するためだけではなく、心身に与える悪影響から自分を守るために、若いうちから着圧ソックスを履くことがおすすめです。
着圧ソックスの効果
着圧ソックスは履くことで足のむくみと疲労を軽減してくれます。着圧ソックスは伸縮性のある繊維で作られていて、足と足首にかかる圧力が一番強く、膝に向かって徐々弱くなっています。この圧力の変化が血液の循環を助けてくれるのです。むくみは血液中の水分やリンパ液が周りの組織に染み出ることで生じます。着圧ソックスは足の筋肉と連携し、リンパ液はリンパ系に、血液は心臓に押し戻す働きを促します。
着圧ソックスの選び方
着圧ソックスには中圧力や高圧力など、圧力のレベルが分かれています。むくみの程度が軽い人や、若い人は中圧力のソックスでよいでしょう。
下肢静脈瘤がある人やつらいむくみを抱えている人は高圧力のソックスがおすすめです。
着圧ソックス以外の足のケア方法
着圧ソックスを以外にも、自分のサイズに合った適切なシューズを履くことでむくみや疲れを軽減できます。着圧ソックス単体でも効果はありますが、サイズがピッタリのシューズを履くことでより高い効果を得られるため、この機会にシューズの見直しもしてみましょう。
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