むくみに効く!ツボ&マッサージ
足の疲れとむくみを解消するために
つらい足の疲れとむくみを解消するために、手軽にできておすすめなのがツボ押しとマッサージです。ツボの位置を覚えれば、仕事の合間などに靴下の上から手軽にツボを押すことができます。また、ツボ押しと合わせて、靴下やストッキングの上からできるマッサージもむくみの解消により効果的です。
足のむくみに効くツボ
足のむくみには、両足のふくらはぎにある豊隆(ほうりゅう)と、両足の甲にある太衝(たいしょう)というツボが効きます。
豊隆は、すねの骨の外側にあり、ひざと足首の中間地点の外側の筋肉が一番盛り上がっている位置にあります。親指をツボに当て、肌に沈み込む程度でゆっくりと垂直に押してください。豊隆はふくらはぎのむくみにとても効果があり、このツボを刺激することで余分な水分の排出が促されます。
太衝は足の甲にあるツボで、足の親指と人差し指の間をなぞっていき、指が骨にあたったところにあるくぼみです。押すと痛みを感じることがあるため、力を入れ過ぎずゆっくり垂直に押します。血液の循環がスムーズになり、むくみの解消に効果があります。
足の疲れに効くツボ
足の疲れには、両足のふくらはぎにある足三里(あしさんり)と陽陵泉(ようりょうせん)というツボが効きます。
足三里は、むこうずねの外側を下から上にさすっていき、骨にあたる位置から小指側に指二本分外側のくぼみにあります。肌がゆっくり沈み込む程度に押します。
陽陵泉は、ひざの外側の少し下に飛び出した骨があり、その骨の下側のくぼみにあります。ひざを曲げると見つけやすいです。痛すぎない気持ちよく感じる程度の強さで押します。
これらのツボは内臓を刺激し、体内に溜まった疲労の原因となる老廃物の排出を促してくれます。
手軽なマッサージでむくみを解消
足のむくみを解消するのに手軽にできるマッサージを紹介します。
椅子に座り右足を左太ももにのせ、右足を持って右足首を大きく時計回りと逆時計回りに19回ずつ回します。右足のすねの内側の骨を人差し指で血の流れを意識しながら足首から心臓に向かって撫で上げ、外側も同じく撫で上げます。左足も同じようにマッサージします。靴下やストッキングを履いたままマッサージができるため、靴を履く前に行うとむくみに効果的です。
このマッサージは足三里のツボに加えて、同じくむこうずねの外側の骨上にある陽陵泉(ようりょうせん)というツボも刺激します。陽陵泉はやや心臓よりの位置し、別名で筋会穴(きんえけつ)とも呼ばれ、全身の筋肉を和らげるツボのためむくみの解消になります。
マッサージをするときには強く行うと肌が擦れて荒れてしまったり痛みを感じてしまうことがあります。マッサージオイルを使用すると摩擦が減りスムーズにマッサージできるため、むくみの解消や引き締めの効果を期待できます。
- アルニカ マッサージオイル
- 肩こりや筋肉痛によく効くと評判なマッサージオイルです。血行を良くし代謝機能を高める効果があるため、運動後の疲れた足のマッサージにピッタリなオイルです。運動前の怪我予防のマッサージにもおすすめです。
また他にも化学成分が使われていない安全なオーガニックボディーオイルもおすすめです。
- ロルロゼ ブリリアント ボディオイル
- ピンクペッパーとブラックペッパーで体をキュッと引き締め血行を促進し、植物の力で肌をしっとりと整えてます。スプレータイプなので手軽に使用でき、ピンクペッパーの引き締め作用で塗るだけでもむくみに効果があると評判です。
ツボ押しとマッサージで気を付けること
体調によってツボを刺激したときに痛みを伴うこともあるため、無理に強く押すよりも、イタ気持ちいいくらいに留めましょう。ツボ押しもマッサージも強すぎるとかえって疲労感に襲われたり肌が荒れてしまうことがあるため、撫でるときは優しくソフトタッチで、体調と相談しながら行いましょう。
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