むくまない飲み物の摂り方
むくみを解消するためには
健康のためにも水分を多く摂ることは大切ですが、冷たい飲み物や過剰に摂取すると体を冷やし、余分な水分はむくみを引き起こします。むくみを解消するためには体を温めたり、マッサージをしたりして老廃物を流すことが重要ですが、体が冷えていては血行が悪くなり老廃物も流れなくなります。効果的にむくみを解消するには体を内側から温めることが大切です。ここでは体を冷やさず、むくまないための飲み物の摂り方を紹介します。
朝起きたらまず一杯の白湯
睡眠中は水分補給ができないため、朝起きると喉がカラカラに渇いていることはありませんか。水分が減少してしまうため、体内では血液やリンパ液も睡眠中にドロドロの状態になっています。喉の渇きはもちろんですが、ドロドロになった血液を薄めるためにまずは水分補給をしましょう。朝起きぬけには程よく温かい一杯の白湯がおすすめです。
冷えに悩まされていない人は常温の水でもいいのですが、冷水では内臓から冷えてしまいます。お腹を触ると冷たい人や、足の先から冷えて靴下を手放せないような人は熱いお湯を少しずつ飲んで体を温めましょう。冷えの具合は人それぞれで違いますので、自身に合わせて温度を調整した白湯をゆっくりと飲みましょう。
代謝を促すお茶
ハト麦茶、小豆茶、黒豆茶やゴボウ茶などは代謝の促進を高めむくみ解消に効果的です。ゴボウ茶は体を温め老廃物を排出する働きがあります。海外ではバードックルートというハーブティーとして認識されています。コンビニや自動販売機で買える健康ブレンド茶はハト麦ベースのものが多いため、簡単に手に入れることができます。ただし、夏場でも冷房によって体が冷えていることも多いので、温かいものを飲みましょう。
牛乳より豆乳を
牛乳はたくさん摂取するとむくみやすくなります。そこで牛乳の代わりにおすすめなのが豆乳です。大豆にはカリウムが多く含まれているため、利尿作用によって余分な塩分を排出してくれます。毎日のようにコーヒーやカフェラテを飲む人はソイラテに、ミルクティーはソイティーにするだけで代謝が良くなりむくみの解消に繋がります。
また、ココアも体を温めて代謝を促す効果もあるため、ちょっと小腹が空いた時におすすめです。
冷えたお酒は避けて
夏場は特にキンキンに冷えたビールやサワーが欲しくなると思いますが、冷たいお酒は内臓を冷やしてしまいます。体を冷やさずおすすめなのは、熱燗の日本酒やお湯割りのイモ焼酎です。他にも、血行を良くし血液をサラサラにしてくれる効果があるポリフェノールが多く含まれていて、常温で飲める赤ワインもおすすめです。カクテルが好きな人は量が少ないものを選んで、体を冷やさないように氷が入っていないものを飲みましょう。
お酒の原材料にも注意
麦は体を冷やす材料なので、冷えやむくみが気になる人はビールや麦焼酎などは避けたほうがよいでしょう。また、人工甘味料を使用した糖質ゼロやカロリーゼロをうたっている発泡酒類もよくありません。お酒を選ぶ時は米や芋などが原材料のものがおすすめです。ただし、アルコールは水よりも浸透圧が高く血液の水分が出てしまうため、脱水状態に注意が必要です。水やお茶で積極的に水分を補給しましょう。
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